晩秋になると、池の水が少なくなり、
年によっては、池全体が干上がることもあります。
その年は、池の水が大きく干上がりました。
池の真ん中に川魚がいっぱい残されたのです。
私も水が無いのに気づき、
『魚がとれる・・』と、
急いで家に帰りバケツをもってきました。
ほとんど素手で手摑みです。
池の水はまだ少し残っていたので、
ほとんど水を搔き回す形になります。
水はドロドロになり、魚はあっぷあっぷしてきます。
一部のおおきな魚は下の泥のなかに潜っていました。
これは冬に備えて、冬眠のようにじっとしているのでしょうか?
川魚がいっぱい取れました。

いっぱい魚が取れました
とれた魚は、特に鮒(ふな)が多く、なかには大きなものもいました。
その中でも、大きな鮒は、
15cmくらいあります。

りっぱな鮒
3匹いました。
立派な鮒です。
以前、鮒の刺身は『おいしい』と聞いていましたので、
『ほんとかな・・? 刺身にして食べてみようかな!』と、
食い意地が、頭をもたげてきました。
「淡水魚には寄生虫がいるから生食はダメ」
と言われてきましたが、
こんなに数多く捕れたのも初めてだし、
鮒を生で食べるのも、初めて!
蟲はこわいけど・・・・、
『いい機会だ、刺身にして食べる!!』
と勇気をだしてみました。
吉と出るか、凶と出るか?
おなかの強さと、運の次第です。
一応、泥吐かせを3日間しました。
捕まえるとき、泥水の中だったので、
きれいな水の中で、生かしておきました。
それでは、早速、
3匹全部、刺身にしようと思います。
それにしては、鮒が小さすぎ!
1匹から刺し身は、わずかしかとれないなー。
でも大事に切ってみよう。
いよいよ捌き開始、頭を切り外します。
暴れない様に、包丁の背で頭を叩きました。
気絶した鮒の頭をきりとり、
一緒に内蔵も取りました。
内臓をすばやく取ったのは、
『寄生虫は、生きているときは内臓部にいて、
魚が死んだら筋肉部に移動する』
と言われたので、
内臓にいるうちに、早めに取り除こうと考えたからです。
魚の蟲は、
「アニサキス」が一番知られています。
胃が食い破られて、死ぬほど痛くなる。
私もこれにやられて大変な目に遭いましたけど・・・
【私の体験談】

アニサキス(内閣府 食品安全委員会より)
それ以外は、
「横川吸虫(よこがわきゅうちゅう)」、
小腸粘膜に寄生し、腹痛、下痢などの症状がでる。

東京都福祉保健局による
「肝吸虫(かんきゅうちゅう)」
(肝ジストマ症とも言う)放っておくと肝硬変になる。

肝吸虫の発育環・小学館(日本大百科全書より)
「顎口虫(がっこうちゅう)」
胃に穴を開けて、そこから体中を這いずり回る蟲になる。
場合によっては、失明し、脳障害になる。
大変こわいですーーー
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こわい顎口虫(愛知県衛生研究所より)
わかるけど、美味しいとのことで、
三途の川を渡る気持ちで、食べます。
有名な料理家で美食家だった、
北大路魯山人の死因は、肝吸虫による肝硬変とされています。
原因は、半生のフナ食であるとのこと。
自分も後を追うのかなぁ・・・・
料理つづき・・・
頭をはずして、内臓を取った後、
鱗とり、固いヒレを切り落として、
3枚におろします。
身が小さいので、腹骨はそのまま全体を切り落しました。
次に、
皮さえとれば臭みはない、と言われているので、
丁寧に、皮をとりました。
最後に、『刺し身』、に切り揃えました。

鮒の刺し身
念願だった 『鮒の刺し身!!
わさび醤油で、
いただきます!!
・・・
寒鮒を、刺し身でいただきましたが、
やっぱり・・・うまい!!
ほんとうに甘みがありました。
一番知りたい、現在の私の ’からだ’ は・・?
食べてから、数年たちましたが、
今のところ、体調は問題ありません。
寄生虫の影響も無いです。
やはり、寒鮒の刺し身はうまい!!
こわいけど・・・・
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